安政三年(1856年)の冬、江戸の町では銘酒「ゆきのなごり」が大流行していた。相変わらず鬼退治の仕事をし続けていた甚夜は、この酒をめぐる事件に巻き込まれてしまう。そして、その渦中、16年間行方知れずだった妹の影を発見するのだが……。武士と夜鷹の恋物語、鬼の噂を追っている付喪神を使う男の登場、消えない過去との対峙──物語がさらに深まるシリーズ第3巻が文庫化!
鬼人幻燈抄 三 江戸編 残雪酔夢
定価:737円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52554-0
発売日:2022年3月10日
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“天下の美酒”が
切ないの過去の
記憶を呼び起こす
シリーズ累計30万部突破!
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