『鬼人幻燈抄』とは、刀を振るう意味を問い続けながら、江戸時代、明治、大正、昭和、平成という途方もない時間を旅する「鬼人」を描いた、和風ファンタジー小説である。
9/9の文庫第2巻&コミックス第1巻発売を機に、アニメ化企画やサイトリニューアルが発表された。
来月には単行本第8巻が発売されることもあり、物語はさらに先に進む。ここで一度『鬼人幻燈抄』について大きな流れを押さえておきたい。
●『鬼人幻燈抄』のポイント
- 人の世界に鬼が存在している。
- 登場人物は「人」と「鬼」と「鬼人」
- 主人公は「甚夜」という、巫女の護衛を務める18歳の少年。「鈴音」という17歳の妹は、その容姿は幼いまま成長を止めている。
- 大切なものを守るため、江戸→明治→大正→昭和→平成にわたって、鬼と戦う。
- 人も鬼も、自分の信念と大切な者のために生きている。
- 鬼の寿命は長く、人は鬼に比べると短い。出会いと別れを繰り返す主人公。
【第1巻】
江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う——。
【第2巻】
170年後に現れる鬼神と対峙するため、甚太は甚夜と改名し葛野を後にした。幕末、不穏な空気が漂い始めた江戸の町に居を構えた甚夜は、鬼退治の仕事を生活の糧に日々を過ごしながら、刀を振るう意味を探し続ける——鬼と人、それぞれの家族愛が描かれるシリーズ第2巻は、あたたかい読後感に魅了される人が続出!
【第3巻】
安政三年(1856年)の冬、江戸の町では銘酒「ゆきのなごり」が大流行していた。相変わらず鬼退治を生業としていた甚夜は、この酒を巡る事件に巻き込まれ、その渦中、16年間行方知れずだった妹の影を発見するのだが——。武士と夜鷹の恋物語、鬼の噂を追っている付喪神を使う男の登場、消えない過去との対峙——鬼人幻燈抄の物語はさらに深まっていく。
単行本第8巻は10月に、文庫判第3巻は来年3月に発売を予定している。
単行本や文庫、コミックスやアニメで『鬼人幻燈抄』の世界をお楽しみください。
●チェックしておきたい『鬼人幻燈抄』にまつわるリンク集
・52ページものコミックス試し読みの他、各巻の小説の試し読みも可能
最新情報や動画、刊行物が網羅されており、ここに来れば『鬼人幻燈抄』の一通りを見ることが出来る。
・担当編集がキャンペーンから宣伝まで、随時呟いているアカウント
最新情報から担当編集の呟きまで『鬼人幻燈抄』の全てがここに集約! これさえフォローしていれば『鬼人幻燈抄』の動向が分かる!
【コミックスPV】
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ファンの間では既に話題となっているコミックスのPV。
人気声優・八代拓さんによるナレーションも必聴だ。
●コミックス既刊
著:中西モトオ
画:里見有
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https://www.futabasha.co.jp/introduction/2019/kijingentousyou/trial/comic_01/
●文庫既刊
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https://www.futabasha.co.jp/introduction/2019/kijingentousyou/trial/book_01/
▼試し読みはこちらから▼
https://www.futabasha.co.jp/introduction/2019/kijingentousyou/trial/book_02/
これからさらに盛り上がりを見せる『鬼人幻燈抄』を、是非チェックしてほしい。