著者紹介

橋本なずなハシモトナズナ

2000年、大阪市生まれ。北新地でバーを営んでいた父親のDVにより、8歳で両親が離婚。ほどなく兄が家出し、母とふたり暮らしに。10歳の時、母の恋人より性的虐待を受ける。中学で不登校になるも、海外ドラマ『glee』等で知ったダンスの魅力に触発され一念発起して高校に進学し、卒業後はニューヨークに短期語学留学。パフォーマーへの夢破れて帰国後は、みずからの性衝動に悩みつつ、飲食店店員などで生計を立てる。20歳の誕生日を間近に控えた20年早春、パートナーとの些細ないさかいを機に心の病が悪化。さらにコロナ禍に直面して職を失い、二度の自殺を図る。
同年12月、闘病生活を送る中で、カウンセラーとユーザーを結ぶ出会いの場「Bloste(ブロステ)」を起業。現在は快復し、自身の壮絶な体験を基に「逃げること」「頼ること」の大切さを発信中。好物は「深夜のカップラーメン」。