8歳。父のDVで両親が離婚し、兄は家出。
10歳。母の恋人から性的虐待を受けた。
気付いた時には10代後半にしてビッチに。
20歳直前、心身を病み休職。さらにコロナ禍で勤め先の飲食店は休業、収入ゼロに。
いつしかベルトを首に巻いていた。病院で目覚めた――死ねなかった。やがて憎しみの刃は最愛の母へと向けられていく。
橋本なずなさん、23歳。
壮絶な過去から逃げ、もがき、必死でつかんだ「明日」とは? そして見出した「希望の光」とは? 今、生きるのがつらいすべての人に捧げる渾身のメッセージ!!