【あらすじ】
北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするが、作業員が行方不明になってしまう。現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されていた。そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。警察はヒグマの仕業だと断定したが、ヒグマにはあんな虐殺をすることは不可能なずだ。人智を超えた生物が、間違いなく黄泉の森にいる。地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。この2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか──。
●寄せられたコメントを一部ご紹介!
いろんな恐怖が重なってる!
神話という日本的な世界観に根ざした恐れ、最新の医学知識、自然の持つ脅威、
それらが相まったすごいホラー世界。ページを捲る本だからこそできた仕掛けも必読!
──俳優・宮崎美子さん
ヒグマよりも遥かに強力な何かがいる。
衝撃のシーンが過ぎても気を抜いてはいけない。最後の最後まで著者は「サービス」を怠らない。著者はつくづく意地が悪い。だからこそ最高に魅力的なホラー。
──怪奇幻想ライター・朝宮運河さん
『何か』ばかりに気を取られていたら…知念さん、僕はまんまとやられました。
鮮やかな謎解きに感慨無量!
──小説紹介クリエイター・けんごさん
●重版を記念して、全面オビや新拡材を作成!
・ホログラム加工の全面特別オビ
※ぜひ書店店頭で実物をご確認ください!
・全国の書店員さんからも、熱烈なコメントが寄せられました!(拡材)
●大ボリューム試し読みはコチラ!
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/2109
●著者インタビュー
ヒグマ以上に恐ろしい生物──膨大な資料をもとにリアリティある設定に作り上げたバイオホラー小説『ヨモツイクサ』知念実希人インタビュー(前編)
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/2201
■書籍情報
書名:ヨモツイクサ
著者:知念実希人
定価:1,848円 (本体1,680円)
判型:四六判
ISBN:9784575246315