発売前の作品を先読みできるWEBサービスNetGalleyにて9月掲載作品ランキング全部門第1位、読者メーター週間おすすめランキング情報vol.504 小説部門 第1位など、昨年10月に発売されて以来、“読書好き”から注目を集め続ける寺地はるな『川のほとりに立つ者は』(双葉社)が2023年本屋大賞にノミネートされました!

 

『川のほとりに立つ者は』とは

 

 29歳の原田清瀬は、ケガをして意識不明となった恋人の部屋を訪れた際に、彼が自分に隠していた3冊のノートを見つける。そこには、自分の知らない秘密が書かれていた。

 職場では「仕事の出来ない困ったアルバイト」に悩まされ、私生活では恋人の「隠し事」に頭を悩ませる。そんな真面目な清瀬を通して見ていた世界が、恋人のノートを彼女が捲る度に一変していく。

「正しさ」とは何なのか。自分が見えていなかったものとは何か。

 大切な人の手を二度と離さないよう、清瀬がとった行動とは──。

 今この社会を生きるわたしたちに切実な問題を投げかける、書店員さん大絶賛の一度読んだら忘れられない物語に是非ご注目ください!

 

 

 

 

 寺地はるな氏のインタビュー記事や、試し読みなど、COLORFULでの記事をまとめました。下記よりお楽しみください。

▼COLORFULでの『川のほとりに立つ者は』記事まとめ

【無料で読む】『川のほとりに立つものは』試し読み
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/1722
【インタビュー】寺地はるなが『川のほとりに立つものは』に込めた想いを語る
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/1728
【ブックレビュー】『川のほとりに立つものは』の読みどころをご紹介
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/1718

本屋大賞の詳細はこちらから
https://www.hontai.or.jp/

 

寺地はるな(てらち・はるな)プロフィール
1977年、佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、デビュー。2020年度の咲くやこの花賞文芸その他部門を受賞。21年『水を縫う』で第9回河合隼雄物語賞を受賞。他の著書に『夜が暗いとはかぎらない』『どうしてわたしはあの子じゃないの』『声の在りか』『ガラスの海を渡る舟』『カレーの時間』などがある。