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小説

おひとりさま日和

大崎梢 他[著]
おひとりさま日和

続々増刷中! 「ひとり住まいを楽しむ中で起きるほんの一幕のドラマ」をテーマに6人の人気女性作家が紡ぐオール書き下ろし短編集。思わず笑わせられたり、ほっこりしたりしみじみしたり。共感はあちこちに。6話とも味わい違ってそれぞれ面白い。時々取り出して読み返したくなる“本棚保存本”ができました。

おひとりさま日和
大崎梢 他[著]
判型:文庫判
定価:748円(税込)
大崎梢(おおさき・こずえ)
東京都生まれ。元書店員。2006年『配達あかずきん』でデビュー。『サイン会はいかが?』『平台がおまちかね』など書店や出版社を舞台にしたシリーズを多数描く。 他の著作に『クローバー・レイン』『忘れ物が届きます』『本バスめぐりん。』『もしかして ひょっとして』『バスクル新宿』などがある。
岸本葉子(きしもと・ようこ)
1961年神奈川県生まれ。東京大学卒。会社勤務、中国留学を経て執筆活動に入る。食や暮らしのスタイルの提案を含む生活エッセイや、旅を題材にしたエッセイを多く発表。同世代の女性を中心に支持を得ている。『買おうかどうか』から始まる「お買い物エッセイ」シリーズのほか、句集『つちふる』など多数。
坂井希久子(さかい・きくこ)
1977年、和歌山県生まれ。2008年「虫のいどころ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。17年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で髙田郁賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。著書に『ヒーローインタビュー』『若旦那のひざまくら』『妻の終活』『花は散っても』『雨の日は、一回休み』『たそがれ大食堂』などがある。
咲沢くれは(さきさわ・くれは)
1965年大阪府生まれ。立命館大学二部文学部卒。生命保険会社に勤務後、中学教師を11年務めたのち退職。2018年「五年後に」で第40回小説推理新人賞を受賞し、20年に短編集『五年後に』でデビュー。
新津きよみ(にいつ・きよみ)
長野県生まれ。青山学院大学卒業後、旅行代理店勤務などを経て、88年に作家デビュー。心理描写の巧みなサスペンス、日常に潜むホラーに定評があり、『二重証言』『女友達』『トライアングル』『ふたたびの加奈子』など映像化作品も多い。近著に『夫以外』『シェアメイト』『二年半待て』『誰かのぬくもり』などがある。
松村比呂美(まつむら・ひろみ)
福岡県出身。二度に及ぶオール讀物推理小説新人賞の最終候補ほか、多数の公募新人賞で入賞。2005年『女たちの殺意』でデビュー。著書に『黒いシャッフル』『キリコはお金持ちになりたいの』『鈍色の家』『終わらせ人』『ふたつの名前』『幸せのかたち』などがある。