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小説

球形の囁き

長岡弘樹[著]
球形の囁き
あらすじ

45万部超のヒット作となった『傍聞き』の表題作で、主人公を務めたシングルマザー刑事の啓子と、一人娘の菜月。新聞記者になることが将来の夢だった小六の菜月が高校生、大学生となり、そして夢を叶えたなかで数々の事件に遭遇する。母娘の際立つ推理力が導き出した、難事件の真相とは? 前作『緋色の残響』に続く、母娘シリーズ短編集の最新刊! 表題作「球形の囁き」の前半をご紹介!

球形の囁き
長岡弘樹[著]
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
緋色の残響
長岡弘樹[著]
判型:文庫判
定価:737円(税込)
長岡弘樹(ナガオカヒロキ)
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞。05年、単行本『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同作を表題とした短編集は45万部を超えるベストセラーとなる。13年『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に。著書に「教場」シリーズや、『殺人者の白い檻』『緋色の残響』『切願 自選ミステリー短編集』など多数。