小説
ときどき旅に出るカフェ
あらすじ
近所で見つけたカフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りするのは、かつての同僚だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間を気に入り、足しげく通うようになった37歳独身の瑛子。日常の小さな事件は世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい"連作短編集。待望のシリーズ第2弾『それでも旅に出るカフェ』の発売記念として、今回は『ときどき旅に出るカフェ』から「苺のスープ」を紹介します。
『ときどき旅に出るカフェ』試し読み