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小説

爆弾犯と殺人犯の物語

久保りこ[著]
爆弾犯と殺人犯の物語
あらすじ

小夜子は学生時代の事故のせいで左目に義眼を入れている。空也はその義眼に惹かれ彼女を愛しはじめたのだが、事故の原因がかつて自分が作った小さな爆弾だったことを知る。そして小夜子もまた、人には言えない、ある秘密を抱えていた……。第43回小説推理新人賞受賞作「爆弾犯と殺人犯の物語」からはじまる連作短編集。

爆弾犯と殺人犯の物語
久保りこ[著]
判型:四六判
定価:1,815円(税込)
久保りこ(クボリコ)
高知県出身。大学卒業後、会社勤めを経て、主婦に。2021年「爆弾犯と殺人犯の物語」で第43回小説推理新人賞を受賞する。大阪府在住。