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小説

落花狼藉

朝井まかて[著]
落花狼藉
あらすじ

戦国の気風が残る江戸時代初期、徳川幕府公認の傾城町・吉原が誕生した。吉原一の大見世「西田屋」女将の花仍は、自身の商いは二の次で町のために奔走する夫・甚右衛門を支えながら、店を切り盛りしていた。幕府からの難題、遊女たちの色恋沙汰、陰で客を奪う歌舞伎の踊り子や湯女らに悩まされながらも、やがて町の大事業へと乗り出していく――。時代小説の名手が、江戸随一の遊郭・吉原の黎明と、そこに生きる人々の悲喜交々を描く傑作長編。

落花狼藉
朝井まかて[著]
判型:文庫判
定価:836円(税込)
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残り者
朝井まかて[著]
判型:文庫判
定価:744円(税込)
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朝井まかて(あさい・まかて)
1959年、大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、『実さえ花さえ』(のちに『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』と改題)で第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。13年、『恋歌』で第3回本屋が選ぶ時代小説大賞、翌14年、同書で第150回直木賞を受賞。続けて同年、『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、15年、『すかたん』で第3回大坂ほんま本大賞、16年、『眩』で第22回中山義秀文学賞、17年、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞、18年、『雲上雲下』で第13回中央公論文芸賞、同年、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞、20年、『グッドバイ』で第11回親鸞賞、21年『類』で第71回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。