試し読み
小説

蔦重の矜持

車浮代[著]
蔦重の矜持
あらすじ

ヒット作『蔦重の教え』に待望の続編登場! 蔦重のもとで働いた唯一の現代人・武村竹男は時を経て、フランス育ちの孫のジェラールを伴い、江戸時代(寛政)へ。以前は様々な教えを受けた竹男だが、今度は逆に、敬愛する蔦重にどうしても聞き入れてもらいたい、ある「切実な願い」があった――。江戸の町へタイムスリップした主人公が、売り出し中の歌麿、北斎らと交流し、はたまた写楽誕生の現場にも立ち会う、痛快エンタメ書き下ろし長編!

『蔦重の矜持』試し読み
蔦重の矜持(1/3)
蔦重の矜持
車浮代[著]
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
ネット書店で購入する
蔦重の教え
車浮代[著]
判型:文庫判
定価:781円(税込)
ネット書店で購入する
車浮代(くるま・うきよ)
時代小説家、江戸料理文化研究所代表。セイコーエプソンのグラフィックデザイナーを経て、故・新藤兼人監督に師事しシナリオを学ぶ。現在は作家の柘いつか氏に師事。『蔦重の教え』(飛鳥新社/双葉文庫)がロングセラーに。『蔦屋重三郎と江戸文化を創った13人』(PHP文庫)、『春画入門』(文春新書)も版を重ねている。近著に『居酒屋 蔦重』(オレンジページ)、『Art of 蔦重』(笠間書院)、『仕事の壁を突破する蔦屋重三郎50のメッセージ』(飛鳥新社)があり、著書は30冊を超える。国際浮世絵学会会員。 江戸風レンタルキッチンスタジオ「うきよの台所」を運営。