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小説

SIP 超知能警察

山之口洋[著]
SIP 超知能警察
あらすじ

2029年、科学警察研究所の研究者・逆神は、警察庁副長官の木戸から3つの異なる事件の検証を命じられる。いずれも日本海側の各県で起きた奇妙な事件だが、一見すると何の繋がりも脈絡もないものだった。逆神は自らが率いる情報科学第四研究室をあげて解明に挑むものの、それは、東アジアの安全保障をも脅かす巨大な謀略の端緒にすぎなかった──。

SIP 超知能警察
山之口洋[著]
判型:文庫判
定価:935円(税込)
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山之口洋(やまのぐち・よう)
1960年東京都築地生まれ。東京大学工学部卒業。松下電器産業(現・パナソニック株式会社)などで人工知能(AI)の研究開発に携わる。1998年『オルガニスト』で第10回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2001年に退社し、作家兼フリーIT技術者になる。また同年『われはフランソワ』が直木賞候補になる。2006年「紙のキーボード」の開発で経産省・情報処理推進機構(IPA)より「スーパークリエータ」に認定される。現在、明治大学と東洋大学にて非常勤講師、IT関連企業で技術顧問を務める。他の著書に『瑠璃の翼』『天平冥所図会』『暴走ボーソー大学』などがある。