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小説

この夜が明ければ

岩井圭也[著]
この夜が明ければ
あらすじ

季節バイトをしに北海道に集まった七人の男女。ある晩一人が遺体となって見つかり、荷物から脅迫状が発見された。警察を呼ぼうとした工藤秀吾は、携帯電話を他のアルバイトに奪われ、通報を反対される。どうやらこの場の人間は、こぞって警察を避ける理由があるようで……。一夜にして世界が反転する、驚愕のサスペンスの冒頭シーンを特別公開!

この夜が明ければ
岩井圭也[著]
判型:文庫判
定価:858円(税込)
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岩井圭也(いわい・けいや)
1987年生まれ、大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。23年『最後の鑑定人』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補、『完全なる白銀』で第36回山本周五郎賞候補。24年『楽園の犬』で第77回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補。同年『われは熊楠』で第171回直木賞候補。他の著書に『文身』『付き添うひと』『暗い引力』『科捜研の砦』、「横浜ネイバーズ」シリーズなどがある。