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小説

ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

斜線堂有紀[著]
ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

いま、もっとも注目されるミステリ作家による短編集。収録した全5編、時代背景や描かれた国、人物は異なりますが、すべての作品で共通するのは「人に伝える」ということ。今は携帯電話で他人と簡単に連絡が取れますが、では携帯電話を使うことなく大事なことを伝えるにはどうしたらよいのか? 手紙なのかチェス盤なのかカメラなのか……。伝えるのは、愛か動機か犯人か……。驚きの設定に驚きのラスト。すべてが新鮮、すべてが傑作の中から「妹の夫」を特別全編公開!

『ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に』試し読み
妹の夫(1/4)
妹の夫(2/4)
妹の夫(3/4)
妹の夫(4/4)
ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に
斜線堂有紀[著]
判型:四六判
定価:1,870円(税込)
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斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき)
上智大学卒。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。漫画原作やボイスドラマの脚本など幅広く活躍。20年『楽園とは探偵の不在なり』がミステリ・ランキング上位に連なり、21年の本格ミステリ大賞候補となる。近著に『死体埋め部の回想と再興』『ゴールデンタイムの消費期限』『廃遊園地の殺人』『愛じゃないならこれは何』『君の地球が平らになりますように』『回樹』など。