小説
春2050
あらすじ

性産業の厳罰化に伴い、性的な描写すら抽象化された2050年の日本。貧富の差も広がり、希望も見えない掃きだめの街で、親友同士の朱里とはーちゃんは、互いに寄りかかりながら生き抜いていた。やがて2人は今の状況を抜け出すためのアイデアを思いつき──。近未来で春を売る少女たちの姿を描いた、新感覚の近未来SF!

新馬場新(しんばんば・あらた)
1993年神奈川県生まれ。明治大学法学部卒業。2020年『月曜日が、死んだ。』にて第3回文芸社文庫NEO小説大賞を受賞しデビュー。22年『サマータイム・アイスバーグ』で第16回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞。24年『十五光年より遠くない』(ガガガ文庫)で第2回北上次郎オリジナル文庫大賞受賞。他の著書に『沈没船で眠りたい』(双葉社)、『歌はそこに遺された』(徳間書店)など。