書評

今年のベスト・ブック 幻想と怪奇

今年のベスト・ブック 幻想と怪奇

もはや年末の風物詩。今年も読書ランキングの季節がやってまいりました。「小説推理」が誇る書評家陣が、それぞれの担当ジャンルのベスト5を発表します。あなたのお気に入りのあの本の順位を確かめるのもよし。読み逃していた作品をチェックするのにもよし。ぜひ年末年始の読書にご活用ください。

東雅夫(ヒガシマサオ)
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。82年から「幻想文学」、2004年からは「幽」の編集長を歴任。11年『遠野物語と怪談の時代』で第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。編著に『文豪たちの怪談ライブ』『クトゥルー神話大事典』「文豪怪奇コレクション」シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズのほか、150冊を超えるアンソロジーを編纂刊行。