お蝶とそら豆が住む「はまぐり長屋」で火の手が上がる。火消し「め組」の奮闘で火はすぐに消し止められたが、お蝶が住む棟は消火活動によって壊されてしまった。度重なる火難にお蝶は落ち込むが、「いすず屋」女将・おゆうの勧めもあり、おゆうの母親・おりくの元へしばらく身を寄せることにする。そんな折、行方知れずの許嫁・源太に瓜二つの男がお蝶の前に現れ、自分は富山の薬売りだと名乗ってくる。門前茶屋を舞台にした義理人情あふれる人気時代小説シリーズ第四弾!