長い寄り道を経て、ようやく目的地である京にたどり着いた小泉屋新兵衛らへっぽこ一行。雅な京の町を堪能した新兵衛だが、江戸で帰りを待ちわびる両親たちの顔が脳裏に過り、帰途につくことに。行きと同じ道程ではつまらぬと中山道を使うことにするが、良くも悪くも様々な巡りあわせに恵まれる一行。醒井宿では人殺しの相談をしている女の二人連れにも遭遇し、意図せず巻き込まれることになり……。旅は道連れ世は情け、大人気時代小説シリーズ第五弾!