東京のアパレルで働く中村みどりのもとに幼い頃に生き別れた父親が突然亡くなったと知らせが届く。唐津でテーラーを営む父は大事な遺品を小物などにリメイクする仕事をしていた。残った数件の注文を引き受けたみどりが年代物のミシンを使い始めるとなんとミシンの中から遺品の持ち主だった故人が話しかけてきた。生前伝えられなかった秘密や想い。託された伝言をみどりが遺族や関係者に届けると……「ほろりとさせつつ、前へすすむ元気がもらえる作品でした」などの声が寄せられた感動作、待望の文庫化。
定価:825円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-52880-0
発売日:2025年10月15日
カタカタカタカタ――その古い足踏みミシンを使うと、遺品の持ち主だった人が現れて想いを話してくれる
奇跡の遺品リメイク
名脚本家(『あぐり』『すずらん』)が紡ぐ、不思議であたたかく切ない物語
感動の声多数! NHKラジオドラマ発の感涙小説、待望の文庫化!!
〔単行本時の読者カードより〕
一気に読みました。聞いたこともない方言だったけれど心地よく入ってきたし、情景が見えて読みやすかったです。自分も父と母と話したいです。(愛知県・女性・63歳)
〔レビュアー/NetGalleyより〕小さい級数でもOKで、ただし、少し太めのイメージです)
・最初の話からめっちゃ号泣。結婚式のピアノ演奏とか、ほんとぼろぼろに泣いてしまいました。
・この優しい奇跡に出会いたい。知りたいことや伝えたいことがたくさんあるはずだから。
・泣けました。旅立った人とのわだかまりが消えるだけではなく、リメイクしたものが手元に残るところが私は好きです。