東京のアパレルで働く30歳の中村みどりは、両親の離婚以来、27年間離れていた父が突然死した知らせを受け取る。母も亡き今、遺品整理をするのは一人娘の自分しかおらず、父が暮らしていた佐賀県唐津市へ向かう。テーラーを営む父はどうやら最近、故人の愛用品を小物にリメイクする仕事をしていたようだ。残った注文があり、仕方なく引き継いでいると――信じられないことにミシンの中から遺品の主が語りかけてきた! ある父親が結婚する娘に明かしそびれたこと、野球部の優秀キャプテンの意外な思いなどなど、亡くなった本人の口からは予想を超えてくる真実の数々が。2021年放送のNHKの感動ラジオドラマを脚本家自らが小説に!
定価:1,650円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24524-0
発売日:2022年5月19日
「死んじゃった今だから、言えるんだけど――」
驚きと感動を呼ぶ、亡くなった本人からの〝真実のラストメッセージ〟
2021年放送のNHKラジオドラマを、名脚本家みずから新エピソードもたっぷり加えて小説化!
東京でアパレルに勤める中村みどりのもとに、物心つく前に別れたきりの父親が突然死したとの知らせが入る。佐賀県唐津市でテーラーを営んでいた父は、ネクタイをポーチに作り替えたりして、どうやら「遺品リメイク」の仕事をしていたようだ。残った注文を引き受け、父が使っていた年代物の足踏みミシンを動かし始めると――ここには自分ひとりのはずなのに〝誰か〟が話しかけてきて……。
じんわりほっこり
故人の思い残しを仕立て直す、涙あり笑いありの人生劇場