富生が故郷の館山を離れ上京してから20年以上が経った。母が亡くなって以来ほとんど帰らなくなった実家には、78歳の父が一人で暮らしている。その父の様子が最近おかしい。久しぶりに実家を訪ねた富生は、弱くなった父の姿を目の当たりにする。不安に駆られ父との同居を決めるが、富生には付き合って8年になる恋人が東京にいて……。
あなたが僕の父
定価:1,870円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24835-7
発売日:2025年8月20日
お父さんの話、もっと聞かせてよーー
老いゆく父のもとへ帰ってきた息子。
ずっと向き合えずにいた親子が紡ぐ、かけがえのない日々。
読者からの反響、続々!
涙があふれた。
主人公と父の関係が、あまりにも私と父の関係に重なって見えたから。
(50代女性)
なんだろう、このあたたかさは。不器用な父の愛がいとおしい。
(20代女性)
富生が故郷の館山を離れ上京してから20年以上が経った。母が亡くなって以来ほとんど帰らなくなった実家には、78歳の父が一人で暮らしている。その父の様子が最近おかしい。久しぶりに実家を訪ねた富生は、弱くなった父の姿を目の当たりにする。不安に駆られ父との同居を決めるが、富生には付き合って8年になる恋人が東京にいて……。
この本をきっかけに、我が子に「生まれてきてくれてお父さんは幸せ」と伝えたいと思いました。(40代男性)
読み終えた後、親に連絡したのは言うまでもありません。(30代女性)
人生の大切なものをそっと教えてくれるような一冊でした。(50代女性)
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