仕事と育児に追われるシングル保護者、自身も一人の母親である保育士、そして自宅を改築して夜間保育園を開いた園長。様々な想いが交錯する夜間保育園。都会の片隅で、今夜も温かな光を灯している。新米男性保育士の成長とともに描く親と子の物語。
子どもを幸せにするには、親も幸せにならないと――
夜、家に親がいられない家庭が現実にある。 そんな親子を守るために、 すずめ夜間保育園は、今夜も温かな明かりを灯している。
河合隼雄物語賞、坪田譲治文学賞ほか 各賞受賞の注目作家が静かな祈りを込めた物語