ダリア専門店で働く二十歳の太輝は、街中で不思議な少女と出会う。全身黒ずくめでダリアの花束を持つ謎めいた美少女・巫香。太輝は「ある目的」を果たすため、巫香に近づくが……。前作『だから僕は君をさらう』で「大切な人を守るために犯す罪」を描き感動を呼んだ著者による最新長編。
人を想う気持ちが涙を誘う闇堕ちミステリー
元子役で「死に憑りつかれた」美少女と大切な家族を失った青年 傷ついた二人が選んだ壮絶な結末とは――?
「君を守るためなら、僕は嘘もつくし、罪も犯す――」