日々の生活がイマイチ冴えない人々の前に現れる黒柴の迷い犬。首輪にマジックと書かれた謎の犬の出現で、独居老人や路上ライブをする若者、小さな理容店を営むアラフォー独身男、ライター志望のアラサー女子の日常に少しずつ変化が訪れる。「ひかりの魔女」シリーズでお馴染みの著者による「ほっこり系」書き下ろし小説。