自分のところにも来てほしい、会いたい!と読者から熱望される黒柴のマジックは今日もふらっと迷い犬。腕は確かだが仕事に恵まれないおじさん職人、流行らない小さなスーパーの経営者、社の体質に不満を抱くリフォーム会社の若手社員たちのもとに突然現れる。今や首輪の名前がかすれて読めず、各地であんころとかクロスケとか勝手に呼ばれながらも、その「スペシャルマジック」は健在。連鎖する人生の好転が実に小気味よい、日常のワンダフルストーリーがここに。大人気書き下ろしシリーズ第4弾!