現役の文部科学大臣が衆人環視の場で刺殺される事件が起きた。犯人はその場で逮捕されるが、獄中手記を週刊誌に発表しはじめる。そこには大臣が深く関わっていたとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、事件現場に同席していた作家は事件をもとに小説を書く。フィクションとノンフィクション、ふたつの物語がつながったときに見える景色とは!? 湊かなえさんが「29作目にして一番好きな物語」と語る新作『暁星』のオーディオブックの冒頭5分間を特別に公開します。
◆「試し聴き」はこちらから
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/5686
◆概要
【作品名】『暁星』
【著者】湊かなえ
【朗読】櫻井孝宏、早見沙織
【あらすじ】
「ただ、星を守りたかっただけ──」
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語がつながったときに見える景色とは⁉