「どんでん返し」5連続の神業ミステリ! ロングセラー『最後のページをめくるまで』の著者によるどんでん返し作品集『その嘘を、なかったことには』。「女による女のためのR-18文学賞」大賞と読者賞をW受賞作家の感動作『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』など、話題の新刊が目白押し。
ようやく本格的な冬が到来してきて寒さが増した11月、双葉社の新刊を楽しんではいかがですか?
あなたの運命はあなたが変える
スポーツ臨床心理学の視点で大谷翔平選手を分析した書籍が累計で20万部を突破した著者による最新刊。ケガやトラブルに見舞われながら、新球団での開幕を迎えた2024年シーズン。逆境を克服してなお、成長を続けるそのメンタルを独自の視点で解説する。野球ファンはもちろん、同世代のビジネスマンなど、幅広い読者に視座を与えてくれる1冊となるはず。
ラストで「えっ!」「うわっ!!」となるどんでん返し作品集!
その嘘を、なかったことには
水生大海
物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。──家に帰宅すると、なんと男が死んでいた「妻は嘘をついている」。──人気ロックバンドの新曲MVに出演したことで、日常が嫌な方向に向いていく「まだ間にあうならば」など、心地よさも心地悪さも味わえるミステリ短編集。著者のヒット作『最後のページをめくるまで』『あなたが選ぶ結末は』も併せて読みたい一冊です。
この世界に射し込む、ほのかな光を束ねた物語
ココ・アパートメント──心地よい暮らしを作るために住人が協働するコミュニティ型マンション。住人たちが一緒にダイニングルームで食事する「コハン」があったり、互いの子供を預けあったりする一方で、個人の独立性も重視した住まい。家族と離れて暮らす男子高生、結婚を前に惑うカップル、シングル家庭の親子、秘められた過去を背負う老女……。それぞれの胸の裡を繊細に浮かびあがらせながら、多世代の心の交流を温かな筆致で描く。静かな感動を呼ぶ連作小説。
健やかで美しい老い方を追求したポジティブエッセイ!
老い方がわからない
門賀美央子
「人生100年時代」到来! シニア世代は、どうすれば若者に老害と言われず、若さにしがみつく醜態を晒すことなく年相応の分別と年齢以上の価値を持つ老人になっていけるのか。話題作『死に方がわからない』で「自分のためのよりよき死に方」を追求した著者が、今度は「健やか、かつ美しい老い方」を、古今の書物や専門家へのインタビューをまじえて考察し、とことん探究した、老い方のハウツー本。
強い意志を持ち続けるかぎり、運命はいつか必ず味方になる──。
アフリカ一攫砂金
小林慧
自らの過ちがきっかけで妻の死に目にも会えず、一人娘とも疎遠になった経済新聞記者。職を辞した男は介護職を得て知り合った車椅子の元外務省官僚から、アフリカでの砂金の買い付けと輸入を依頼される。偽物の砂金、賄賂社会、真夜中の大草原での野宿──。数々の困難に打ち勝ち、男は砂金を手にすることができるのか!?