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小説

東京ゼロ地裁 執行 1

小倉日向[著]
東京ゼロ地裁 執行 1
あらすじ

東京地裁民事部の山代忠雄は派手な刑事裁判とは無縁の中年判事。だが、誰にも言えぬ裏の顔があった。その正体は霞が関「東京ゼロ地裁」裁判長──刑事事件の被害者側が民事で勝ち取った賠償金を踏み倒す悪党を、同じ手口で100万倍返しのうえ取り立てる影の裁判所のボスなのだ。いじめの主犯格や極悪レイプ魔など許せぬ未払い人を追う山代は、部下の熱血執行官、歌舞伎町の凄腕美人女医らとともに、ターゲットの金も命も容赦なく強制執行していく。書き下ろしシリーズ第1弾!

東京ゼロ地裁 執行 1
小倉日向[著]
判型:文庫判
定価:770円(税込)
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極刑
小倉日向[著]
判型:文庫判
定価:836円(税込)
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いっそこの手で殺せたら
小倉日向[著]
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
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極刑
小倉日向[著]
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
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(「憐れみの詩」より改題)
小倉日向(おぐら・ひなた)
1964年、新潟県生まれ。上越教育大学大学院修了。地元での公務員生活を経て、2020年、『極刑』(双葉社刊・後に文庫化)にて作家デビュー。毒とユーモアを好み、筒井康隆、モンティ・パイソン、北野武らに影響を受ける。愛読した作家は他に遠藤周作、太宰治、向田邦子、丸谷才一など。テレビは海外ミステリードラマを好む。映画はスタンリー・キューブリック。座右の銘は「驕れる者は久しからず」。近著に『いっそこの手で殺せたら』、『東京ゼロ地裁 執行 2』など。