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小説

未知生さん

片島麦子[著]
未知生さん
あらすじ

協調性がなくてマイペース、それでいて人畜無害な、いい人――そんな羽野未知生が不慮の事故に遭い、41歳の若さで突然この世を去った。葬儀に参列した高校の同級生や大学時代の元カノ、会社員時代の同期や上司は、在りし日の想い出を振り返りながら、自分自身の〈今〉を見つめ直す。そして遺された家族もまた、未知生のいない日常を歩みはじめるが――。 イマイチつかみどころの無いキャラの未知生と、生前うっかり関わってしまった者たちの〈これから〉を描く書き下ろし長編小説。

未知生さん
片島麦子[著]
判型:四六判
定価:1,815円(税込)
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片島麦子(カタシマムギコ)
1972年広島県生まれ。2013年、『中指の魔法』(講談社)で作家デビュー。他の著書に『銀杏アパート』『想いであずかり処にじや質店』(ともにポプラ社)、『レースの村』(書肆侃侃房)がある。