小説
緋色の残響
あらすじ
強行犯係の刑事にしてシングルマザーでもある羽角啓子。中学生の娘、菜月の将来の夢は新聞記者になることだ。そんな菜月がかつて通っていたピアノ教室で、ある生徒が急死した。不慮の事故かと思われたが、菜月のある行動によって真実が明らかに――。45万部超ヒット作『傍聞き』で圧倒的な存在感を放った母娘コンビが、身の回りで起きた事件の真相に迫るシリーズ第一弾。『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2019』にも選出された表題作「緋色の残響」の前半をご紹介!
『緋色の残響』試し読み