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小説

旗本遊俠伝

岡本さとる[著]
旗本遊俠伝
あらすじ

旗本三百石宝城家の次男勇之助は、庶子ゆえに母と兄に疎まれ、それに反発するかのように夜な夜な盛り場に繰り出す遊興三昧の日々。〝深川新地の勇さん〟として皆に慕われ気儘に暮らしていたが、ある日、本家の当主、宝城左衛門尉豊重から、千五百石の御家の跡継ぎにと望まれる。突然の思わぬ指名に困惑する勇之助だが、これを機に、彼の運命は大きく変わっていく──。最強の旗本快男児の活躍を描く、痛快時代シリーズ第一弾!!

『旗本遊俠伝』試し読み
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旗本遊俠伝
岡本さとる[著]
判型:文庫判
定価:792円(税込)
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岡本さとる(おかもと・さとる)
1961年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、松竹株式会社に入社。同社の90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や、舞台、テレビ時代劇等の脚本を数多く手がける。2010年『取次屋栄三』で小説家デビュー。以来、優れた人情描写と軽快かつ痛快な物語展開で人気を博す。主なシリーズに、「取次屋栄三」(祥伝社文庫)、「居酒屋お夏」(幻冬舎文庫)、「八丁堀強妻物語」(小学館文庫)、「仕立屋お竜」(文春文庫)、「春風捕物帖」(光文社文庫)などがある。
岡本さとる公式ホームページ:https://satoru-okamoto.com