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小説

リクと暮らせば レンタル番犬物語

大崎梢[著]
リクと暮らせば レンタル番犬物語
あらすじ

シェパードやドーベルマンなど、訓練を受けた優秀な番犬を自宅に迎えられる「レンタル番犬サービス」。番犬たちの散歩や健康管理は、「スマイルペットサービス・マキタ」の優秀なスタッフにすべておまかせ。利用者は手間なく、日々の安全と癒しを手にすることができる。ただし、月額十万円。高齢のひとり暮らしや女性ばかりのシェアハウスなど、さまざまな事情を抱えた人々に、番犬たちは静かに寄り添い、家を守る。心強い存在によって、利用者たちの毎日が鮮やかに彩られていく──。犬と人との幸せな絆の物語。

リクと暮らせば レンタル番犬物語
大崎梢[著]
判型:四六判
定価:1,760円(税込)
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大崎梢(おおさき・こずえ)
東京都生まれ。元書店員。2006年『配達あかずきん』でデビュー。『サイン会はいかが?』『平台がおまちかね』など書店や出版社を舞台にしたシリーズを多数描く。他の著作に『クローバー・レイン』『忘れ物が届きます』『本バスめぐりん。』『ドアを開けたら』『バスクル新宿』『さよなら願いごと』など。近著に『27000冊ガーデン』『春休みに出会った探偵は』がある。