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小説

心霊保健室の怪異解体

蒼月海里[著]
心霊保健室の怪異解体
あらすじ

怪異の謎を解かなければ、死ぬ――。
呪われた土地に建てられたその高校では、たびたび生徒が怪異に見舞われていた。晴れているのに傘をさしている少女、叫び声が聞こえてくる焼却炉、死者の顔を映し出す視聴覚室のプロジェクター。一体何がそれらの怪異を生み出しているのか……。“とある出来事”により、この世ならざる者が見えるようになった養護教諭の星詠と男子生徒の月島は、被害を食い止めるために推理する!

心霊保健室の怪異解体
蒼月海里[著]
判型:文庫判
定価:726円(税込)
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蒼月海里(あおつき・かいり)
宮城県仙台市生まれ、千葉県育ち、東京都在住。元書店員。 2014年に『幽落町おばけ駄菓子屋』で小説家デビュー。同作は以降人気シリーズとなる。 他の著作に「幻想古書店で珈琲を」「深海カフェ 海底二万哩」「地底アパート」「華舞鬼町おばけ写真館」「水晶庭園の少年たち」「咎人の刻印」「稲荷書店きつね堂」「怪談喫茶」各シリーズ、『怪談売りは笑う』『異界探偵班目ザムザの怪事件簿』など多数。