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小説

たそがれ大食堂

坂井希久子[著]
たそがれ大食堂
あらすじ

伝統あるマルヨシ百貨店に勤める美由起は、最上階にある大食堂のマネージャーに就任した。しかし、長年愛されていた大食堂は時代の変化とともに廃れ、存続の危機に直面していた。状況を改善するため社長が都会から連れてきたシェフの智子は、大食堂の昔ながらの味を否定し、現代風に変えようと試みる。美由起はそんな智子に反発しながらも、思い出の詰まった大食堂が再び輝きを取り戻せるよう、少しずつ改革をはじめて──。美味しい料理と懸命な奮闘に勇気をもらえる、お仕事グルメ小説!

たそがれ大食堂
坂井希久子[著]
判型:文庫判
定価:770円(税込)
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坂井希久子(さかい・きくこ)
和歌山県生まれ。2008年「虫のいどころ」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。17年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で髙田郁賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。主な著書に「居酒屋ぜんや」シリーズ、『泣いたらアカンで通天閣』『ヒーローインタビュー』『若旦那のひざまくら』『妻の終活』『たそがれ大食堂』『ハーレーじじいの背中』『おじさんは傘をさせない』『華ざかりの三重奏』がある。