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小説

鬼哭の銃弾

深町秋生[著]
鬼哭の銃弾
あらすじ

警視庁捜査一課の刑事・日向直幸は多摩川河川敷発砲事件の捜査を命じられる。発射された銃弾の線条痕が、22年前に無惨にも三人が殺された「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。「いちまつ事件」は家庭を崩壊させた鬼刑事の父・繁が担当した事件だった。警官親子が骨肉の争いの果てに辿り着いた凶悪事件の真実とは──。愛と暴力とカタルシス。人間の全部を凝縮させた警察小説の大傑作の登場。女性三人が強盗に銃殺される衝撃の冒頭シーンを公開します!

鬼哭の銃弾
深町秋生[著]
判型:文庫判
定価:880円(税込)
深町秋生(ふかまち・あきお)
1975年、山形県生まれ。2004年、「果てしなき渇き」で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年デビュー。「組織犯罪対策課 八神瑛子」「ヘルドッグス」「バッドカンパニー」のシリーズのほか、『探偵は田園をゆく』『ショットガン・ロード』など著書多数。