小説

ぼくらが夕闇を埋めた場所

ぼくらが夕闇を埋めた場所
あらすじ

この町で過ごす最後の日、ぼくはクラスメイトの星野さんに〈水なし沼〉に呼び出された。「穴を掘ってほしいの」と彼女は言うけれど、どうして穴で、なんでぼくなのか。「わたしが東くんを今日ここに呼び出した理由」をめぐって、ぼくと星野さんのゲームがスタートする。

松樹凛(まつき・りん)
1990年生まれ。慶應義塾大学卒業。2020年〈飛ぶ教室〉第51回作品募集(光村図書出版)に佳作入選。21年に「『ペンを取ってくれませんか?』」で第8回日経「星新一賞」(日本経済新聞社)優秀賞、同年「射手座の香る夏(「夜の果て、凪の世界」を改題)」で第12回創元SF短編賞(東京創元社)を受賞し、24年に同作を表題作とした短編集でデビュー。26年「ぼくらが夕闇を埋めた場所」で第79回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年「カフェオレ色の恋をした」が本格ミステリ作家クラブ選出のアンソロジー『本格王2026』に収録。