小説

天福飯店、営業中

天福飯店、営業中
あらすじ

仕事でしくじった日も、家庭が気まずい夜も、なぜか足が向いてしまう町の中華料理屋「天福飯店」。人生はだいたい思い通りにならないけれど、ここの餃子はいつもきっちり焼き目がついている。店主は一見、無口。おばちゃんは今日も元気。特別な奇跡は起きないけれど、ここでは誰もが少し肩の力を抜くことができる。今日がだめでも、また明日。変わらぬ灯りの下で交差する、温かくて美味しい人生の連作集。

竹内真(たけうち・まこと)
1971年生まれ。95年に「ブラック・ボックス」で三田文学新人賞、98年「神楽坂ファミリー」で小説現代新人賞、99年『粗忽拳銃』で第12回小説すばる新人賞を受賞。著書に、『カレーライフ』『じーさん武勇伝』『図書館の水脈』『ビールボーイズ』『自転車少年記』『イン・ザ・ルーツ』『図書室のキリギリス』『ホラベンチャー!』『ぱらっぱフーガ』『リノベご飯のレシピ帖』『だがしょ屋ペーパーバック物語』などがある。