小説

荒天の鷹

荒天の鷹
写真:Shutterstock
あらすじ

海上保安庁が誇るレスキューの精鋭・特殊救難隊。「特救の鷹」と呼ばれる矢上が救助したのは大物政治家の子息たちだった。ひとり救助できずに死亡してしまったのだが、その男はかつて矢上が救助したことがあった。

伊岡瞬(いおか・しゅん)
1960年、東京生まれ。05年に『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。16年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を受賞。著書に『145gの孤独』『瑠璃の雫』『悪寒』『本性』『冷たい檻』『残像』『乙霧村の七人』などがある。