"仕込み杖の使い手・土方元を倒した男がいる。姫川勉に粉微塵にされた丹波文七の闘う魂に仄かな火が点る。──時は遡ってブラジル。若き日の巽真はプロレス界のヒーロー・力王山と、""太い男""・松尾象山に出会う。大人気格闘小説、不滅の第12弾!!"