ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、まるですべてを見透かしているかのように二人に寄り添う。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。ラスト、胸に熱いものがこみあげる。『猫鳴り』のオーディオブック冒頭を無料で公開します。ぜひじっくりと耳を傾けてみてください。
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◆概要
【作品名】『猫鳴り』
【著者】沼田まほかる
【朗読】古寺洋子
【あらすじ】
流産した哀しみの中にいる夫婦が捨て猫を飼い始める。モンと名付けられた猫は、夫婦や思春期の闇にあがく少年の心に、不思議な存在感で寄り添ってゆく。20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。濃密な文章力で、生きるものすべての心の内奥を描き出した傑作。