祝!1周年記念スペシャルトーク

降田天
祝!1周年記念スペシャルトーク
昨年10月からスタートしたカラフルPodcastもおかげさまで1周年を迎えました。「話題本の著者に聞く」のコーナーでは降田天さんを皮切りに三浦しをんさん、木爾チレンさんにけんごさん、湊かなえさん、北方謙三さんなど錚々たる作家さんたちにご登場いただき、創作秘話などを語っていただきました。そこで、今回はそんな「話題本の著者に聞く」の裏話を制作担当2名でお送りします。笑いあり、反省ありのトークをぜひお楽しみください。
降田天(ふるた・てん)
執筆担当の鮎川颯とプロット担当の萩野瑛による作家ユニット。少女小説作家として活躍後、2014年に「女王はかえらない」で第13回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、降田天名義でのデビュー。18年、「偽りの春」で第71回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。著書に、「偽りの春」が収録された『偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理』『彼女はもどらない』『すみれ屋敷の罪人』『ネメシスⅣ』『朝と夕の犯罪』『さんず』『事件は終わった』などがある。
三浦しをん(みうら・しをん)
1976年東京都生まれ。2000年、長編小説『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞を受賞。15年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、18年刊行の『ののはな通信』で島清恋愛文学賞と河合隼雄物語賞、『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞した。他の小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』などがあり、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『お友だちからお願いします』『マナーはいらない』などがある。
木爾チレン(きな・ちれん)
1987年生まれ、京都府出身。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で「第9回 女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。12年に『静電気と、未夜子の無意識。』でデビュー。21年『みんな蛍を殺したかった』が大ヒット。他の著書に『私はだんだん氷になった』『神に愛されていた』などがある。
湊かなえ(みなと・かなえ)
1973年、広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録した『告白』でデビューし、「2008年週刊文春ミステリーベスト10」第1位、09年本屋大賞を受賞。また14年には、アメリカ「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙のミステリーベスト10に、15年には全米図書館協会アレックス賞に選ばれた。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞(ペーパーバック・オリジナル部門)にノミネートされた。近刊に『未来』『落日』『残照の頂 続・山女日記』『人間標本』などがある。
湊かなえ双葉社オフィシャルサイト:https://fr.futabasha.co.jp/special/minatokanae/
北方謙三(きたかた・けんぞう)
1947年、佐賀県生まれ。中央大学卒業。70年『明るい街へ』で作家デビュー。81年にハードボイルド長編『弔鐘はるかなり』で注目を浴び、83年には『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞と吉川英治文学新人賞を受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝いている。2013年、紫綬褒章受章。20年、旭日小綬章受章。
染井為人(そめい・ためひと)
1983年千葉県生まれ。芸能マネージャー、演劇プロデューサーなどを経て、2017年「悪い夏」で横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞。同名作で小説化デビューする。4作目となる『正体』は亀梨和也が主演しWOWOWで連続テレビドラマ化された。そのほかの著書に『海神』『鎮魂』『滅茶苦茶』『黒い糸』などがある。
X(旧Twitter):https://twitter.com/someitamehito
少女マクベス
降田天[著]
判型:四六判
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エレジーは流れない
三浦しをん[著]
判型:文庫判
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二人一組になってください
木爾チレン[著]
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告白
湊かなえ[著]
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風樹の剣〈新装版〉 日向景一郎シリーズ 1
北方謙三[著]
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歌舞伎町ララバイ
染井為人[著]
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