先の参議院選挙でも争点になった少子高齢化や外国人移民問題。日本人の人口は減少の一途をたどり、AIの進化によって職業そのものがなくなっていく。問題山積の我が国だが、では20年、30年先はいったいどうなっているのでしょうか?? そんな未来の姿を分析した「小説」が楡周平さんの『限界国家』です。小説というフィクションを通して語られる未来の日本のリアルな姿とは? 今回はそんな『限界国家』のオーディオブック版、冒頭5分ほどを双葉社文芸総合サイトCOLORFULが運営するPodcast番組にて公開します。ぜひ、お聴きください。
◆「試し聴き」はこちらから
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/5232
◆概要
【作品名】『限界国家』
【著者】楡周平
【朗読】三木眞一郎
【あらすじ】
「憂国の士」であり、政界、財界のフィクサーとして名を馳せる前嶋が世界最大級のコンサルティング会社「LAC」日本支社を訪れた。用件は「20年、30年先の日本がどうなるか調査してほしい」というもの。命を受けたLACの津山は部下とともに調査をはじめるが……。少子高齢化、AIの進化による職業寿命の短命化、地方の過疎化、優秀な若者の海外流出──。明るい材料が何一つないなか、津山が出した結論とは。そして、こんな国にしたのは誰なのか。すべての政治家、すべての財界人、そしてこれからの日本を背負う若者必読の「いま起きている」現実と「これから起こる」未来を描いた警告の書、ついに文庫化!