現在、多くの小学校、中学校、高校で、子供たちが学校の始業前10分間で好きな本を読む「朝読」の時間が取り入れられています。4月の進学、進級シーズンを経て、「朝読」で今後の本選びに迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


 そんな今、多くの親御さんから注目されているのが「NHK国際放送が選んだ日本の名作」、通称「1日10分」シリーズです。朝読の10分にぴったりな本作について、編集部には「中学生でも読めますか?」といった問い合わせをたくさんいただいています。

 

「1日10分のしあわせ」

 朝井リョウ/石田衣良/小川洋子/角田光代 /坂木司/重松清/東直子/宮下奈都
「1日10分のごほうび」

赤川次郎/江國香織/角田光代/田丸雅智/中島京子/原田マハ/森浩美/吉本ばなな
「1日10分のぜいたく」

あさのあつこ/いしいしんじ/小川糸/小池真理子/沢木耕太郎/重松清/髙田郁/山内マリコ
「1日10分のときめき」

石田衣良/恩田陸/川上未映子/津村記久子/松田青子/宮部みゆき/森絵都/森浩美

 

 双葉文庫で第1弾『1日10分のしあわせ NHK国際放送が選んだ日本の名作』を刊行して以来、『1日10分のごほうび』『1日10分のぜいたく』『1日10分のときめき』と第4弾まで続き、累計62万部を超えた人気作家陣による超豪華・文庫アンソロジーが、このたび新しい帯を巻いて登場しました! 

 

[本シリーズのオススメポイント]

 

★読書慣れしているお子さんなら、小学校高学年から十分楽しめるシリーズ。ふだんあまり読書しないお子さんにとっては、一話一話が短いので本を読むことのハードルが低い。

 

★NHK国際放送が世界17言語に翻訳してラジオ番組「NHK WORLD-JAPAN」で朗読するために選出した作品なので、日本の文化や日常生活、家族のかたちなどを描いたものも多く、お子さんには新たな発見も。

 

★シリーズ4作に収められている作家の総数は28名、計42作! 手に取りやすい文庫4冊で、人気作家の短編をたくさん読むことができる。

 

★これまで読んだことのなかった作家との出会いがある。アンソロジー収録作が、作家のどの短編集に収められているか巻末に記載があるので、気になった作家の作品はその短編集を読むと、さらに読書の世界が広がる。

 

 

 本を読んで「しあわせ」な気分を味わわせてあげたい。勉強や部活動に頑張っている我が子に「ごほうび」をあげたい。学校での一日を「ぜいたく」な気持ちでスタートさせたい。読書がもたらす心の「ときめき」を知ってほしい──。

 親子で楽しんで感想を共有するのにも最適なシリーズです。ぜひお手に取ってみてください!