『正体』『悪い夏』と作品が次々に映像化され、大きな話題になっている染井為人さん。社会問題やそれに不随する人の業を小説にする作風は、多くの読者から共感を得ています。そんな染井さんの最新作が『歌舞伎町ララバイ』。15歳の家出少女・七瀬が歌舞伎町のトー横広場に居着くところから物語ははじまります。取材のために歌舞伎町を歩いたときのことや、執筆の際の裏話、さらには前職が芸能関係だった染井さんならではのおもしろ話などを双葉社文芸総合サイト「カラフル」Podcastにて語りつくしています。

 

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https://colorful.futabanet.jp/articles/-/4517

 

◆概要
『歌舞伎町ララバイ』
【著者】染井為人

 

【あらすじ】
中学卒業と同時に親元から飛び出し歌舞伎町にたどり着いた15歳の少女・七瀬。わずか15年の人生で絶望を味わい、すべてをあきらめている七瀬にとって、歌舞伎町は唯一、心を安らげる場所だった。トー横広場で仲間とダベり、危ないバイトに手を出していくうち、歌舞伎町の闇社会や家出少女たちを食い物にしようとする大人たちとも関わっていく。そして事件は起きた──。社会派サスペンスの新鋭が描く衝撃の復讐劇。