2021年本屋大賞第3位に輝いた、伊吹有喜さんの『犬がいた季節』。一匹の子犬が進学校に迷い込み、生徒たちが飼うことを決意するところから始まる物語です。そこから12年。卒業を控えた18歳の生徒たちの青春模様を、子犬の視点も交えながら描いていきます。『犬がいた季節』のオーディオブック冒頭部分を無料公開します。是非お楽しみ下さい。

 

◆「試し聴き」はこちらから

https://colorful.futabanet.jp/articles/-/4463

 

◆概要
【作品名】『犬がいた季節』
【著者】伊吹有喜
【朗読】友利直美・栗田樹

 

【あらすじ】
夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。生徒の名にちなんで「コーシロー」と名付けられ、その後、ともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら……。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の友情や恋、逡巡や決意をみずみずしく描く。2021年本屋大賞第3位に輝いた、世代を超えて普遍的な共感を呼ぶ青春小説。