2017年に「女による女のためのR-18文学賞」大賞&読者賞をW受賞した注目作家・白尾悠による待望の最新刊『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』が、いよいよ11月20日に発売となります。

 このたび、その刊行を記念し、発売より一足お先に「試し読み」を公開! また、全国の書店員さんから寄せられている感動の声の一部をご紹介します。

 

第2章をまるまる「試し読み」!

 

 心地よい暮らしのために住人同士が緩やかに協働するコミュニティ型マンション「ココ・アパートメント」を舞台に、多世代の心の交流を温かな筆致で描いた連作小説『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』。

 北欧で誕生し北米にも広がった「コ・ハウジング」という住まい方がベースになっており、実際にモデルになったマンションも含め日本国内にも複数存在します。本作は、そんなマンションのそれぞれの部屋の住人の物語が、章ごとに収められています。

 家族でも友達でもない、「隣人」の交流が紡ぐ救いの物語には、発売前より全国の書店員さんから熱いメッセージが寄せられており、今シーズン大注目の一冊です!

 このたび、『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』の発売を記念し、物語の魅力が詰まった「第2章」を、発売より一足先に無料公開!

 著者の持ち味である繊細でやわらかな感受性、現代社会への問題意識、真の意味での個の尊重と自由、そして連帯……それらが最高のかたちで結実した小説になりました。この機会にぜひご一読いただけましたら幸いです。

 

◆『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』の試し読みはこちらからhttps://colorful.futabanet.jp/articles/-/3790

 

書店店頭ポスター&POP

 

書店員さんから、熱い感想が続々と届いています!

やばい! めっちゃいい! 好き! 好きすぎる!
好きすぎて言葉が追いつかない。あふれるほどの温かさと、ひとさじの切なさが教えてくれる。この世界で、隣同士ただ共にあることの大切さを。(精文館書店中島新町店 久田かおりさん)

 

何度も胸がグッとなって喉の奥の方が熱くなりました。あぶなかったです。(三省堂書店神保町本店 纐纈 望さん)

 

少しの干渉が、そのわずらわしさが、人生の中で必要な時がある。それらが優しかったのだと、この作品を読んで感じることができた。(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)

 

こんなところがあったら、住んでみたい。泣きたくなるほど切望した。(丸善ラゾーナ川崎店 山田佳代子さん)

 

 

書誌情報
書名: 隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
著者: 白尾悠
発売日: 2024年11月20日(水)
予価: 1,870円 (税込)
判型: 四六判
ISBN: 9784575247763
発行: 双葉社
https://www.futabasha.co.jp/book/97845752477630000000

 

【あらすじ】
心地よい暮らしのために住人同士が協働するコミュニティ型マンション「ココ・アパートメント」を舞台に、様々な事情を抱えた多世代住人の心の交流を温かな筆致で描いた連作小説。家族と離れて暮らす男子高生、結婚や出産に惑うカップル、シングル家庭の親子、秘められた過去を背負う老女……。家族でも友達でもない、「隣人」の交流をとおして、それぞれの心の変化や「新たな歩み」を描いた救いの物語。