表紙イラストと目が合うと手に取らずにはいられない!? 発売早々に重版が決まり、2月3日放送のTBS『王様のブランチ』で著者の大倉崇裕さんのインタビューが放送されるなど、話題沸騰中! 犬が主役で助手は窓ぎわ警官。超異色コンビの警察ミステリー『犬は知っている』とは?
『犬は知っている』あらすじ
癒やしのファシリティドッグのピーボと、わけあり警察官が知られざる重大事件を鮮やかに解決! 史上初(!?)犬が主役の警察小説が登場! ファシリティドッグのピーボは警察病院の小児病棟に常勤して患者の治療計画にも介入する癒やしのゴールデンレトリバー。賢くてふさふさの毛並みで子供達に大人気なのだが、実は密命を帯びていた。特別病棟に入院する受刑者と接し、彼らから事件の秘密や真犯人の情報などを聞き出すこと。死を前にした犯罪者はピーボに癒やされ、誰にも語ったことのない秘密を語り出すのだった。それを端緒にして、ハンドラーの笠門巡査部長とピーボは捜査を開始する──。
全国の書店員さんや読書好きからも大注目(NetGalleyより)
癒しと捜査、相反する事を同時に行うピーボの本質がそのまま作品に反映されている事に感動した。警察犬ではミステリ色が強くなり、セラピー犬では医療色が強くなる。その間を絶妙に掬い取り、予想以上のシナジー効果を生み出し、癒しとミステリどちらの欲求も満たされた。事件をよりややこしくするポンコツな相棒警官や、傲慢だが憎めないキャリア警官など、インパクトの強いキャラが揃い、ピーボ頼みになっていない所もとても良かった。是非シリーズ化をしてほしい。(書店関係者)
ピーボがかわいい!癒されたい!と思ったのが第一印象です。どの事件もピーボからの手がかりで解決に向かうのが読んでいて楽しかった。小説家との攻防はハラハラして目が離せませんでした。笠門さんのダメっぷりも作中で言われるほどでもないと思うし、とても親近感がわく。何よりピーボを大事にしているところがいい!このコンビの活躍、まだまだ読みたいと思った(書店関係者)
病院で病と闘う子供に寄り添う犬の存在は知っていたが、“ファシリティドッグ”という名称があることを今作で知った。ウルウルした瞳の犬に見つめられたら、ついつい秘密を語ってしまうのも何かわかる気がする。大倉さんの警視庁いきもの係シリーズファンなので、また動物絡みのミステリが読めて嬉しい。警察犬はリアルに存在するので、活躍する姿が目に浮かんで読みやすかった。ピーボとハンドラー・笠門巡査部長とのコンビが絶妙に良いし、サブキャラも癖があって面白い。今作もシリーズ化するといいな。(レビュアー)
犬のかわいさと、かつて別の犬と一緒に働いていた笠間の心の葛藤、そして資料室にいて、情報をくれ、時には現場で一躍を担う、五十嵐という女性も個性的で面白いキャラクターだ。またこの続きを是非読んで見たいと、強く思った。(レビュアー)
小説家との攻防はコロンボ警部を彷彿させてゾクゾクするほど面白かった。表紙のピーボも凛々しくて素敵。本棚に飾ります!猛烈に続編希望です!(レビュアー)
早くもシリーズ化希望の声が多数の本作。下記より試し読みも可能です。あなたもピーボに癒されながら、一緒に事件を解決しませんか??