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小説

駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ

髙田郁[著]
駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ
あらすじ

妻の介護に疲れ、行政の支援からも見放された夫は、長年連れ添った愛妻を連れ、死に場所を求めて旅に出る(表題作「駅の名は夜明」)。幼い娘を病で失った母親が、娘と一緒に行くと約束したウィーンの街に足を運ぶ。そこで起きた奇跡とは?(「トラムに乗って」)。病で余命いくばくもない父親に、実家を飛び出し音信不通だった息子が会いにいくと……(「背中を押す人」)。鉄道を舞台に困難や悲しみに直面する人たちの再生を描く九つの物語。大ベストセラー『ふるさと銀河線 軌道春秋』の感動が蘇る。

駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ
髙田郁[著]
判型:文庫判
定価:792円(税込)
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髙田郁(タカダカオル)
兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒業。1993年、集英社レディースコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2008年、『出世花』で小説家としてデビューする。著書に小説「みをつくし料理帖」シリーズ、「あきない世傳 金と銀」シリーズ、『ふるさと銀河線 軌道春秋』『銀二貫』『あい――永遠に在り――』のほか、エッセイ集『晴ときどき涙雨――髙田郁ができるまで――』などがある。