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小説

中にいる、おまえの中にいる。

歌野晶午[著]
中にいる、おまえの中にいる。
あらすじ

ブックススタジオのバイヤーが選んだ〈一気読み大賞〉第1位の前作『間宵の母』の続編。前作で孫娘の思考を含め身体を乗っ取った間宵己代子が、今度は寄生先を、自分に復讐しようとしていた十八歳の青年・栢原蒼空に乗り換え「生きることこそわが宿業」と、なおも生き続けようとする。著者最恐のホラー・ミステリー!

中にいる、おまえの中にいる。
歌野晶午[著]
判型:四六判
定価:1,870円(税込)
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歌野晶午(うたの・しょうご)
1961年生まれ。東京農工大学農学部卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年 『葉桜の季節に君を想うということ』で「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」共に第1位、04年第57回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、第4回本格ミステリ大賞を受賞。10年 『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。その他の作品に『間宵の母』『首切り島の一夜』『それは令和のことでした、』など多数。